万人が認める全人医療を目指す病院
多くの医療機関においては先端の医療機器や技術面の優位を訴えたい病院が多い
中、淀川キリスト教病院では、人としての優秀さ、チームワーク、 そして優秀な人
材が可能にする医療の品質を重視し、診療を行っています。
多くのボランティアが活躍する病院としても有名です。そこにあるのは「愛」の精神でしょう。ホスピス(緩和ケア病棟)が他に先駆けて開設されたのも、その全人医療の精神に基づくものといえます。そして同院を「卒業」したスタッフらが、他院でのホスピス立上げにおいても活躍していることは良く知られたことです。
※OGCSとは…
大阪府の産婦人科医療機関が集まって作る産期三次救急(ハイリスク産期救急)を受け入れるネットワークシステムのこと |
|
 |
愛の精神だけで運営されているわけではありません。医療面でも先駆的な取組みが行なわれてきました。血液型不適合による交換輸血やシャム双生児分離手術などをはじめとし、例えば産婦人科では大阪府のOGCS(産婦人科診療相互援助システム)の基幹病院として極めて重要な役割を引き受けていますし、年間200例に達する手術を行なう小児外科や(循環器科と連携して手術を行なう)心臓血管外科などの診療科は同院の高い専門性を物語る存在といえます。
全人医療の理念と高い医療技術がうまく絡み合って医療提供が行われている存在だと評価できます。
その他、健康管理増進センターにおける健診や人間ドックといった予防医学、附属クリニックにおける、こころの診療科や心理療法センターでの心の分野への取組み、介護老人保健施設や訪問看護ステーションなどの介護関連事業など、患部ではなく人を診る=全人医療を掲げる同院に相応しい幅の広い展開が注目されます。
全人医療はスタッフの質によって担保されなければなりません。チームワークの良さは同院の特徴の一つです。診療科間、医局と看護部、薬剤部の間には他院にありがちな壁はありません。看護師に対する高い質の研修など、人材を重視する姿勢があちこちに窺えます。ISO9001の取得も品質を目指す一環でしょう。ISO取得・維持には厳しい内部監査と外部監査のチェックを経なければなりません。
※ISO9001とは…
品質マネジメントシステムに関する国際基準。各部署が同じ品質マネジメントシステムを実施することにより、質の高いサービスを担保する。内部監査と外部監査によって定期的なチェックが行われる。 |
|
「全人医療」だからこそ、高品質の医療提供が必要なのです。その裏付けとなる体制作りを行なっていく淀川キリスト教病院には適度な緊張と絶えることのない笑顔が溢れています。
|