日本医療政策機構は2月8日、「2017年日本の医療に関する世論調査」の第2版を公表した。同調査は昨年11月、全国20歳以上の男女1000人を対象として、インターネット上で実施された。
「医療および医療制度に対する満足度」について、全般的な満足度は「大いに満足」「やや満足」を合わせて47・0%で、全体の半数に満たなかった。項目別に見ると、「満足」と答えた人の割合が最も多かったのは「医療機関を自由に選ぶことができる」だった。
現在、フリーアクセスの概念は〝いつでもどこでも〟から〝必要なときに必要な医療を〟に変わっているが、患者側としては医療機関を自由に選択できることに一定の価値を見出していることが明らかになった。
また、「医療機関の患者に対するサービス」の満足度については、「大いに満足」「やや満足」を合わせると34・0%だった。「大いに満足」「やや満足」と回答した人が満足している項目は「医師の対応」が70・9%と最多となった。次いで「看護師の対応」(56・2%)、「医療環境の整備・環境(清潔感、案内表示のわかりやすさなど)」(45・0%)の順となった。
このほか、医療に関する情報の「信頼できる情報源」は「医師」「看護師」「薬剤師」が上位だった。メディアに着目すると、「非常に信頼できる」「ある程度信頼できる」の割合が最も高いのが「新聞」(63・1%)、テレビ・ラジオは58・8%だった。一方、インターネットを信頼している人の割合も34・6%に上った。
同機構は、国民が求める医療や医療政策課題などに関する国民の意識・意見を把握するため、06年から世論調査を実施している。