米飯を食べる前にヨーグルトを食べると、食後の血糖値上昇が抑制されることがわかった。
検証を行ったのは、化粧品などの通販サイト「美肌茶房」を運営するクラージュ株式会社。
この研究成果は、同社と同志社大学生命科学部糖化ストレス研究センターの八木雅之教授との共同研究の一部で、2018年3月末発行の糖化ストレス研究会が発行する機関誌『Glycative stress research』に掲載された。
血糖値の上昇抑制の食事法としては、野菜サラダを米飯の前に食べると効果があることが知られているが、今回の検査で、ヨーグルトを先に食べると、同等かそれ以上の効果があることがわかった。
検査は、平均年齢35・8歳の健康な男女20人を被験者として実施。
「米飯の単独摂取」「米飯よりも野菜サラダを先に摂取」「ヨーグルトより米飯を先に摂取」「米飯よりもヨーグルトを先に摂取」
のそれぞれの食後の血糖値を測定し、時間経過による変化を調べた。
その結果、米飯を単独摂取した場合と、ヨーグルトまたは野菜サラダを米飯より先に摂取した場合とを比べると、食後30分後と45分後では、ヨーグルトを先に摂取、または野菜サラダを先に摂取した場合ともに血糖値が低く、食後15分後と90分後ではヨーグルトを先に摂取したほうのみが低かった。米飯とヨーグルトの摂取順位は、ヨーグルトを先に食べたほうが効果があることもわかった。
高血糖抑制作用には、ヨーグルトに含まれる乳ホエイ中のアミノ酸や乳酸が寄与しているとされ、さらに食後の高血糖抑制により、老化や疾患の進展予防にも効果をもたらす可能性が示唆された。