willbeシニア総合研究所は4月5日、シニア向け会員制クラブ「club willbe」の会員の一部(任意抽出)を対象に実施したアンケート調査を公表した。
調査は、①この先の人生の過ごし方(やりたいこと)、②将来の不安、③今後の住まい──の3つをテーマにしており、40~83歳までの男女353人が回答した。
①では、「趣味や旅行」(38%)が最も多く、さらに自由記述で挙げられた活動を分類すると、▽旅行、▽音楽演奏、▽室内活動、▽屋外活動、▽スポーツ、▽芸術鑑賞、▽日本文化、▽その他──となり、シニアのプライベートでの活動は多様化していることがわかる。
一方、「働き続けたい」(34%)、「世の中の役に立ちたい」(32%)との回答も目立った。
②では、「健康」(38%)が圧倒的に多かった。自由記述では、「要介護になったときや孤独死の不安がある」「認知症になった際、誰に治療に関する決定をしてもらうのか」といった意見が挙がった。また、64歳以下の各年齢層で親の介護が上位となっていた。特に同居世帯女性で顕著で、女性の介護負担の大きさがうかがえた。
③では、「一人になっても今の家で住み続けたい」が全体の半数以上を占めた。また年代別で見ると、50代までは「シニア住宅・介護ホームなどに移り住みたい」が多いが、60~70代になると自宅を希望する割合が高くなることがわかった。
高齢者と一口に言っても、プライベートの過ごし方はもちろん、不安や要望も年代や性別ごとにさまざまだ。かかりつけ医としても、一人ひとりの生活に寄り添った支援が求められるだろう。