医師専用コミュニティーサイト「MedPeer」を運営するメドピア株式会社は、会員医師3000人を対象に「薬剤処方時に薬価を考慮するか?」をテーマにアンケートを実施。6月13日に結果を公表した。
これによると、「患者に薬を処方する際、どの程度薬価を考慮に入れて処方するか」という質問に対し、「考慮することもある」が最も多く、46・9%に上った。以降は、「大いに考慮する」(23・8%)、「あまり考慮しない」(15・5%)、「どちらとも言えない」(9・8%)、「全く考慮しない」(4・0%)と続いた。
「考慮することもある」「大いに考慮する」と回答した人に理由を聞くと、
「患者の経済状況や意向によって意識する」
「高額な薬剤の処方時は考慮する」
「同じ効果なら安い方を選ぶ」
などが挙げられた。
また、「大いに考慮する」という人からは、「医療費削減のため」といった声も挙げられた。
なお、「あまり考慮しない」「全く考慮しない」と答えた人については、
「そこまで高価な薬を処方することがない」
「小児科のため小児医療で患者負担がないため」
「目の前の患者に最適な薬を処方するのみ」
などの診療内容に起因する理由が挙げられた。
一方で、「薬価まで覚えている余裕がない」「院外処方のため、薬価をほとんど知らない」といった、薬価自体への関心が低いと思われる意見もあった。
薬価を考慮する医師のなかには、患者の経済負担のほか、社会保障費への配慮も意識した声も少なくなかった。かかりつけ医としては、患者の利益はもちろん、社会保障の継続の可能性なども踏まえて医療を行う視点が求められる。