クラウド型電子カルテ「CLIUS(クリアス)」を提供する株式会社DONUTSは、「クリニックのIT化に関する調査」の結果を5月18日に公表した。同調査は全国の医師(勤務医・開業医/医科のみ)を対象に実施し、79人から回答を得た。
はじめに、回答者の電子カルテ利用率を聞くと、89・9%が利用しており、導入のメリットについて聞いたところ、「業務効率化につながった」(71・4%)が最も多かったほか、「クリニック全体のIT化につながった」(50・4%)など、運用上の効率化や情報への
アクセス性にメリットを感じている人が多いことがわかった。また、今後、電子カルテに搭載されてほしい機能として、「レセコン内包」(65・7%)、「WEB予約」(65・7%)、「WEB問診」(62・9%)、「オンライン診療」(58・6%)、「経営・患者情報の分析」(55・7%)――などの項目が50%以上に上った。
今回の調査結果を受けて同社では、電子カルテに対し「診療情報の保存・閲覧・検索」いった通常の役割以上に、院内のIT化を担うような豊富な機能を求めていることが明らかになり、トータルの診療オペレーションについても、IT化意識の高まりを示しているとしている。
一方、バックオフィスについても併せて聞いたところ、いまだに36・7%、勤怠管理方法が紙ベースのタイムカード打刻であると回答。診療現場に比べ、バックオフィス業務のIT化については課題が残ると指摘。今後は、院長やスタッフが本来の業務に集中するうえでも、バックオフィスのIT化がカギとなるとした。