厚生労働省は8月4日に第8次医療計画等に関する検討会で、「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ(以下、WG)における検討状況」をテーマに議論を行った。
現在のWGにおける主な論点としては、次のとおりだ。
① 在宅医療提供体制について
◦ 現在の地域ごとの医療資源の状況を踏まえた、量的拡充(医療機関数、事業所数の増加)やグループ化、
情報通信機器等の活用等も含めた、効果的・効率化な在宅医療の提供体制の整備
◦ 都道府県が小児在宅医療の利用者数と提供機関数を把握するための、国や都道府県における取組
◦ 在宅医療における医療圏(在宅医療圏)の設定規模
◦ 「在宅医療において積極的役割を担う医療機関」および「在宅医療に必要な連携を担う拠点」の位置づけ
② 急変時、看取り、災害時等における在宅医療の体制整備について
◦ 在宅医療を担う医療機関と救急医療機関・消防機関との連携の強化や、
在宅療養患者が住み慣れた地域で最期まで過ごせるための、 ICTを活用した病診連携・診診連携・多職種連携の体制整備
◦ 在宅医療を担う医療機関におけるBCPの策定
③ 在宅医療における各職種の関わりについて
◦ 訪問歯科診療、訪問薬剤管理指導、訪問リハビリテーション、訪問栄養食事指導の在宅医療へのかかわりについて
たとえば、在宅医療圏の設定規模に関しては、従来の二次医療圏にこだわらない医介連携の構築を目指した、実情に応じた弾力的な設定が検討されている。