株式会社TRデータテクノロジーは2022年12月8日、昨今の新型コロナやウクライナ情勢などによる物価高騰を受け、老人ホーム業界における月額管理費や食費の価格改定の現状を調査・分析した。
対象者は2022年7月時点での同社の定員数ランキング上位200位までの法人・グループ計410社の、老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅。対象の22年11月時点の管理費・食費と、22年1月時点の同費のデータを比較し、法人単位で価格改定の有無を集計して分析した。
その結果、月額費の値上げを行った法人は96法人(2021ホーム)で全体の23%。このうち、管理費の平均値上げ額は6280円( 値上げ率9・5 %)、食費は4370円(8・7%)だった。
月額費別においては、まず管理費の値上げ額について、「月額費30万円以上」の層が値上げ額1万990円と突出していた。続いて「10万円未満」が5520円、「10~20万円」が4630円、「20~30万円」が2960円となった。
一方、値上げ率は「10万円未満」の層が35・6%と最も高く、「10~20万円」が15・4%、「30万円以上」が9・7%、「20~30万円」が5・5%となった。また、食費の値上げ額は、「20~30万円」の層が5510円と最も高く、続いて「30万円以上」が4350円、「10~20万円」が3730円、「10万円未満」の層が1870円となっている。
食費の値上げ率は、値上げ額と同じく「20~30万円」の層が11・1%と最も高く、続いて、「10~20万円」が7・8%、「30万円以上」が6・4%、「10万円未満」が6・0%の順になっている。