医療・介護現場での人手不足は全く解消される見込みがありません。日本人の気質でもありますが、医療介護業界においては特にルールやマナーに対して厳しい人が多いです。周りの人間の少々のミスが気になって仕方がありません。
一度ダメ社員というレッテルを貼られてしまうと余計に他の人であれば許されるような事でも大袈裟に扱われるようになってしまうようです。一度レッテルを貼られてしまった人物は余計にプレッシャーがかかりミスをしやすくなるという悪循環があります。また精神的にも弱ってきます。
許される事、許されない事がありますが、一様にミスの多い人の特徴として、「遅刻をする」「仕事のメモを取らない」「無駄が多い」「協調性が無い」「周囲が見えず空気が読めない」「自分の力量を理解せず、背伸びをする」「期日を守れない」「スケジュール管理ができない」「理解力が低い」「細かな嘘をつく」などがあげられます。
言われたことしかやらない、自分からは行動しないという方は上司からは評価が低いです。基本的にこういう方は仕事への熱意が無いという評価を受けます。逆に新たな仕事を見つけ新しい事に取り組む社員は上司からは評価される一方で同僚、後輩などから疎まれる人もいます。この両方を満たせる人物は日ごろのコミュニケーションが上手く周囲の状況を理解して円滑に新規業務をこなせる人物であり評価が高い人物となります。
結果 一度レッテルを張られてしまった方は最終的には退職となる事が多いです。人員不足の中で猫の手も借りたい現場での退職は痛手です。こういう人物を採用した上司の責任なのか、そういう人物しか集まらない職種なのか、はたまた補充した人員に対して教育する事が出来ないのか、理由はおそらく全部なのでしょう。
ご自身がもしレッテルを貼られてしまったら「素直に何が悪いのか聞いてみる」「時間やスケジュールを守る」「できる人物の真似をする」「自分の仕事が自分に合っているのか考える」ダメもとでこういった行動をしてみてください。
「遅刻をする」「挨拶ができない」「メモを取らない」こんなことは論外でレッテルを貼られても仕方が無いと思ってください。医療、介護の現場の特徴ですがプライドが高い方が多いようです。もちろんプライドは大切です。プライドの高い人間は自分のミスを認めずに言い訳を繰り返す人がいます。自分には甘く、他人には厳しいという側面もあります。
またプライドが高い人間は自分が注意された時に不機嫌となる人物がいます。不機嫌になる人物は自然と周囲からは遠ざけられます。不機嫌な態度は時には「横柄」「偉そう」「傲慢」などととられます。仕事に対して自信があると見せたい一方で実は自信のない事が上記のような態度に現れます。しかし仕事でミスを犯した時には自分には責任が無い、トラブルの原因は他人であるという風に責任逃れと取れるような行動をします。周囲の人間にメールをしたり、言い訳をしたり必死に責任を誰かのせいにするという行動にでます。これを読んでいる方 誰かの顔が浮かんで来てしまったりとかしてないでしょうね???

【執筆者のご紹介】
中村 哲生(なかむら てつお)
1965年生まれ
医療法人永生会 特別顧問
多くの医療機関の顧問を歴任
開業に関するコンサルは70ヶ所以上
在宅医療に関するDVD
著書「コップの中の医療村」
2017年APECに参加
年間100本ほどの講演を行っている。