医療機関を対象とした経営コンサルティング事業や、医師・薬剤師・病院事務職など医療従事者の紹介・派遣事業を展開する株式会社メディウェルは12月20日、「『医師の年収』に関する2022年最新アンケート調査」の結果を公表した。対象は全国の医師2250人。回答者の主たる勤務先の内訳は、▽病院(大学病院以外)58%、▽大学病院12%、▽クリニック(勤務医)18%、▽クリニック(開業医)5%──などだ。
なお、20年に実施した調査では、「新型コロナウイルス感染症感染拡大による収入への影響があったと思う」と回答した医師が最も多く、今回はその後の収入事情を明らかにするものと位置づけている。はじめに、副業・アルバイトも含めた医師の年収について聞いたところ、22年時点で医師の年収帯で最も多いのは1400万~1600万円未満(12・8%)で、中央値は1700万だった。性別・年代別で見ると、全年代で男性のほうが女性の年収の中央値を上回っていた。
また、回答者全体の71%が副業・アルバイトを行っており、これらを除き主たる勤務先のみでの年収で見ると、最も多いのが800万円未満(25%)であり、年収の中央値は1300万円だった。このことから、医師の収入には副業・アルバイトが大きくウエイトを占めていると考えられるとした。
なお、20年の前回調査と比較して、今回の調査では年収1200万円未満の比較的低い年収帯の割合が低下し、年収2600万円以上の高収入帯の割合が増加しているため、2年前と比べて医師の年収は改善傾向にあるとも指摘している。