6月8日に入院・外来医療等の調査・評価分科会で報告された2022年度調査結果の速報では、外来受診患者を対象とした患者調査と、一般人向けに行われたインターネット調査から、オンライン診療に関する意識調査の結果も提示された。
まず、オンライン診療の受診歴については、患者調査では5・3%、インターネット調査では3・3%と、いずれも全体の1割未満であった。しかし、オンライン診療を受診した回答者に対し感想を尋ねたところ、「対面診療と比べて十分な診療を受けられないと感じた」かについて「そう思う」と答えた割合は、患者調査では20・5%、インターネット調査では63・6%と、差異が見られた。
また、対面診療・オンライン診療の受診希望状況についても調べたところ、患者調査では74 ・5%が対面診療を希望し、オンライン診療の希望者は5・8%にとどまった。一方、インターネット調査についても、対面診療の希望者は72・5%、オンライン診療は7・2%であった。
ただ、「感染が懸念される間、できるだけオンライン診療を受けたい」の項目で「そう思う」と答えたのは、患者調査で26・9%、インターネット調査で21・1%。「症状に応じて対面の診療とオンライン診療を使い分けたい」の項目では、患者調査で55・5%、インターネット調査で44・2%。状況によってはオンライン診療を希望する割合も一定数あった。
なお、「対面かオンライン診療かを医師の判断に任せたい」かは、患者調査では52・2%が「そう思う」と回答し、インターネット調査では37・5%だった。