まず初めにルーティンとは何かという事ですが日常的に繰り返し行われる業務の事を言います。「習慣的な行動」という事になりますが、これが得意な方と不得意な方がいます。医療機関でも多くのマニュアルなどを作成しています。
医療機関のルーティンは多岐に及んでいます。単純作業では無い業務の中に多様なルーティンが有ります。これによって医療ミスを防いだり、患者満足度が上がったりという事になります。マニュアルがあるものの自分で考えてその場の状況に対応する必要があります。
おそらくこのような職場の代表的な職場はディズニーランドかもしれません。よくディズニーランドのスタッフさんの神対応的な記事を目にしますが、膨大なマニュアルがあるにも関わらずスタッフさんが適時判断をしてお客さんから評価されるという点で似ているのかもしれません。
こういった対応が出来るスタッフの多い医療機関は地域からの評価も高く、出来ていない病院は人気が無いという結果に出ているかもしれません。マニュアルを作成し日常的な業務をルーティン化する事のメリットですが業務を効率化する事ができます。作業効率を上げたり、ルーティン化する事でミスを防ぐ効果も有ります。またミスが起きた時にもそのミスの発見が容易になるという利点もあります。
さて本題になりますが、ルーティンが得意な人の特徴ですがひと言でいうとコツコツと続ける事が出来る人です。このコツコツというのがとても難しいのです。コツコツ派の特徴は「集中力がある」、「目標設定が上手い」、「時間の管理が出来る」人等です。逆にルーティンワークが出来ない人の特徴の方が判りやすのですが、「飽きっぽい人」、「時間にルーズな人」、「集中力が無く色々な事が気になってしまう人」、「どれも中途半端にしてしまう人」、「ダラシナイ人」等が挙げられます。
結果ですが継続できる人は強いという事になりますが、この毎日の努力が数年先には相当な実力差となります。「石の上にも3年」とか「継続は力なり」などという慣用句も有りますが間違いなく継続力のある方は成功できる人ではあります。ちなみに継続出来る人の割合は5%前後と言われています。100人いたら行動に移せる人は20~25人その中から継続し続けられる人は5名程度という事だそうです。
ただし医療機関にお勤めの方は継続し続ける事が出来る人材が多い職場だと思っています。真面目でコツコツする方の方が医療を目指す人が多いように思います。ただしその中でもルーティンが苦手なタイプは転職が多かったりする人かもしれません。
それでは最後に恒例の謎かけをしておこうと思います。
「継続は力なりとかけまして、キツツキとときます
その心は・・・・毎日コツコツ
はい、これが書きたいために今回のテーマにしました。

【執筆者のご紹介】
中村 哲生(なかむら てつお)
1965年生まれ
医療法人永生会 特別顧問
多くの医療機関の顧問を歴任
開業に関するコンサルは70ヶ所以上
在宅医療に関するDVD
著書「コップの中の医療村」
2017年APECに参加
年間100本ほどの講演を行っている。