最近、私の職場でもありました。振り回すだけ振り回して退職していきました。その前に「振り回す人」と「振り回される人」が居るという事です。
振り回す人は性質(たち)が悪いのですが、何故、性質が悪いかと言うと、本人に自覚が無いという事です。元々自己中心的な考え方で自分が正しく周囲が悪いと思っているのでトラブルが起きても反省をしないという事です。振り回すタイプの人は周囲からの信用が無くなります。その前にあちこちにメールをしたり、電話をしたりと誰かを悪者にしたり、自分の正当性をアピールしたりします。
しかしこれが功を奏す事も有り、トップからは評価される事もあり、責任ある立場に置かれる事もあります。しかしこういう責任者の下の部下たちは大変です。振り回されるは、責任を負わされるはで部下からの信用はゼロです。部下からの信用を無くすとこういう方はその中からたった1名だけ自分のイエスマンを探し出します。そうなのですこの1名は「振り回される人」なのです。
「振り回される人」はそもそも気が弱く自分の意見を言わないタイプです。だからこそ最大のイエスマンになります。他のスタッフからは相手をされなくなり「振り回す人」との間で一人苦労を背負い込みます。その結果ですが「振り回される人」の末路は退職となります。またこのイエスマンが自分に意見を言い出すとその元イエスマンとは一切の口を聞かない、話さないという行動とともに新たなイエスマンを作り出します。
先ほども書きました「振り回す人」は自覚が無いと書きましたが「振り回す人」の特徴とは自分は悪く無いと思っている事です。振り回す人の特徴には7つのパターンが有ります。①自分中心の考え方をしている。②振り回しているのに相手の為だと思っている。③自分は悪く無い④そのくせ、すぐに人に頼る。もしくは人のせいにする。⑤自分は傷つきたくない⑥主導権を握りたい。⑦気分屋、考えがぶれる、日によって態度が違うという特徴です。そして傷つきたくない本人はさんざん振り回した挙句、すべてを放り出して退職していきます。最後の最後まで振り回して去ります。
今日もなぞかけを入れておこうかと思います。
それでは本日のお題は「イエスマン」
イエスマンとかけまして、 宅配便とときます。
その心は・・・・ はい、そうです(配送です)
それではまた次回 お会いしましょう!!

【執筆者のご紹介】
中村 哲生(なかむら てつお)
1965年生まれ
医療法人永生会 特別顧問
多くの医療機関の顧問を歴任
開業に関するコンサルは70ヶ所以上
在宅医療に関するDVD
著書「コップの中の医療村」
2017年APECに参加
年間100本ほどの講演を行っている。