現場は本当にたいへんな日々が続いていますね。当院近隣の病院のベッドは満床、コロナ患者も入院できず厳しい状況です。粛々と明るく乗り切るしかないと考えています。
さて、以前もご紹介しましたが、2022年3月5日と6日にITヘルスケア学会年次学術大会が開催されます。そこで、「先進技術開発の現状と医療適応への課題~診断支援技術開発の現場から~」というシンポジウムの座長を務めます。登壇者は、慶應義塾大学医学部 ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座の岸本泰士郎特任教授と、同じく慶應義塾大学先端生命科学研究所の冨田勝所長のお二人。在宅医療を行っていて日々実感することですが、今後私たちは限られた資源の効果・効率的分配の必要性をさらに突きつけられることとなるでしょう。そこに技術革新は欠かせないと考えており、すでに先駆的な成果を収めている先生方をお呼びしました。岸本先生には機械学習を活用した診断技術開発、冨田先生にはメタボロミクスを始めとした臨床データ活用等々、最先端の技術や現場適応への課題等々大いに語っていただきます。
みなさん本当にお忙しい最中ではありますが、日常診療から少し遠いように見える近い未来のお話を一緒に聞きませんか?
第14回ITヘルスケア学会年次学術大会
http://www.ithealthcare.jp/ith14/program/

【執筆者のご紹介】
髙瀬 義昌(たかせ よしまさ)
信州大学医学部卒業。東京医科大学大学院修了。
麻酔科、小児科を経て、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索し、2004年東京都大田区に在宅を中心とした「たかせクリニック」を開業する。
現在、在宅医療における認知症のスペシャリストとして厚生労働省推奨事業や東京都・大田区の地域包括ケア、介護関連事業の委員も数多く務め、在宅医療の発展に日々邁進している。