なんと東京は梅雨入りしたとか。少し寒いと感じる日も多いです。雨は在宅医療にとっては少しやっかいなこともありますが、季節の移り変わりを楽しめるのもまた醍醐味のひとつでしょうか。
さて、今回は、2022年7月23日~24日に開催される、第4回日本在宅医療連合学会大会(大会長:谷水正人 四国がんセンター院長)をご紹介します。場所は、神戸国際展示場(1号館)・神戸国際会議場の現地開催です。やっと少しずつ、また会場で直接みなさんとお会いできるようになってきましたね。テーマは「わが町の在宅医療 ~自治体・医師会の本気、住民の安心~」だそうで、各地の取り組みがさまざま紹介されるようです。地域格差含め、課題が山積であることは否めませんが、それでも徐々に在宅医療の現場も多職種協働のフィールドとして成熟してきたと感じます。私もいくつか座長をお引き受けしています。現地でお会いできることを楽しみにしています。
第4回日本在宅医療連合学会大会
https://site2.convention.co.jp/zaitakurengo2022/

【執筆者のご紹介】
髙瀬 義昌(たかせ よしまさ)
信州大学医学部卒業。東京医科大学大学院修了。
麻酔科、小児科を経て、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索し、2004年東京都大田区に在宅を中心とした「たかせクリニック」を開業する。
現在、在宅医療における認知症のスペシャリストとして厚生労働省推奨事業や東京都・大田区の地域包括ケア、介護関連事業の委員も数多く務め、在宅医療の発展に日々邁進している。