電話は再診料と同じ金額です。(再診料は72点)
老人ホームなどで在宅時医学総合管理料・施設入居時等医学総合管理料に電話の料金が含まれていると考えている施設の方がいます。
この管理料は診療所や病院が24時間電話の連絡または往診ができる体制を整えていることへの管理料です。
実際に電話や往診をすれば別途費用が掛かります。
患者さんや施設スタッフの方には費用が掛かるという事をしっかり理解してもらう必要があります。きちんと理解をすれば、安易に不必要な電話をしないようになりますし、料金の安い時にかけようと努力をしてくれます。
また、施設スタッフが夜間に安易に診療所への24時間電話をするところが、ある時に
ご家族の方から費用がかかるのに何故こんなに電話をするにかと叱られて、なぜ夜間に電話をかけると費用がかかるという事を教えてくれないのか?というクレームが来たことがあります。国のシステム上医師に確認をして何らかの判断や指示をすれば費用はかかります。
24時間の電話が無料という事ではありません。
往診についても同様です。夜間往診をすれば費用が掛かります。
取るものも取らず夜間電話に疲弊している先生がいます。
他の診療所は算定しても当院はサービスで無料で相談を受けますといっていた先生がいましたが開業当初はそれを差別化としたのでしょうが、患者が増え夜間の電話が増加すると一度無料にしてしまったので、今さら算定しますという事が出来ないと言ってした先生もいました。
夜間の電話についてはしっかりと費用を請求することが抑止力になるのです。
あまり安易に電話がかかってくると医師の方が体調が悪くなってしまいます。

【執筆者のご紹介】
中村 哲生(なかむら てつお)
1965年生まれ
医療法人永生会 特別顧問
多くの医療機関の顧問を歴任
開業に関するコンサルは70ヶ所以上
在宅医療に関するDVD
著書「コップの中の医療村」
2017年APECに参加
年間100本ほどの講演を行っている。