来月6月24日(土)、25日(日)の二日間にわたり、第5回日本在宅医療連合学会大会(大会長 中島孝先生/独立行政法人国立病院機構新潟病院院長)が新潟朱鷺メッセで開催され、私もポリファーマシーや医療DXに関するセッションでの登壇を予定しています。
プログラムは、在宅医療に関連するありとあらゆる講演が準備されています。現場の診療技術のこと、お看取りに関すること、今後の地域医療や在宅医療の考え方、かかりつけ医制度などの政策面からのアプローチなど、極めて多彩です。現場で私たちが日々考えたり悩んだりすることへの解決のためのヒントがちりばめられています。そして楽しみなのが一般演題。みなさんの日々のさまざまな工夫や取り組みが多職種からの視点で検討され、発表されます。
先日名古屋で開催されたプライマリケア・連合学会でも多くの方と邂逅を果たし、それも学会の醍醐味のひとつと改めて認識しました。今回も会場でみなさんとお会いできますことを楽しみにしています。
第5回在宅医療連合学会大会
https://site2.convention.co.jp/5jahcm/index.html
【執筆者のご紹介】
髙瀬 義昌(たかせ よしまさ)
信州大学医学部卒業。東京医科大学大学院修了。
麻酔科、小児科を経て、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索し、2004年東京都大田区に在宅を中心とした「たかせクリニック」を開業する。
現在、在宅医療における認知症のスペシャリストとして厚生労働省推奨事業や東京都・大田区の地域包括ケア、介護関連事業の委員も数多く務め、在宅医療の発展に日々邁進している。