在宅医療最前線1/17人材確保と働き方改革

髙瀬 義昌(医療法人社団至髙会 理事長)

2024-01-17

 明けましておめでとうございます。みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末年始は昨年、一昨年と比べれば落ち着いていたというべきでしょうか。当院は通常の年と同程度のコール数に戻っています。とはいえ、やはり施設内で新型コロナ、インフルエンザ、ノロウイルス等々感染症との闘いは依然継続しています。

 2024年度は「トリプル改定」の年ですね。団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年もあと1年となりました。当然のことながら、在宅医療の現場も少なからず影響を受けるでしょう。「人材確保・働き方改革等の推進」が重点課題として掲げられていますが、私たち在宅医療を行うクリニックにとって、需要の拡大、患者数の増大に見合う人材の確保は大きな経営課題とも言えます。

 事実、人材確保は以前と比較して難しくなっている印象があり、選ばれるクリニックになるには、「働きやすさ」と一言で表現されることをより具体化し、細分化して実行していく必要があります。労働条件だけでなく、労働環境の整備、教育や評価制度等、施策一つ一つを丁寧に組み立て、実践していかなければと痛感しています。

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【執筆者のご紹介】
髙瀬 義昌(たかせ よしまさ)
信州大学医学部卒業。東京医科大学大学院修了。
麻酔科、小児科を経て、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索し、2004年東京都大田区に在宅を中心とした「たかせクリニック」を開業する。
現在、在宅医療における認知症のスペシャリストとして厚生労働省推奨事業や東京都・大田区の地域包括ケア、介護関連事業の委員も数多く務め、在宅医療の発展に日々邁進している。

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