過ごしやすい気候になりましたね。時に気温が高くなる日もあり、そろそろ熱中症予防を意識しなければならない季節になりました。季節的には例年落ち着いている頃ですが、当院エリアではコロナやインフルエンザもちらほら出ており、これらは年中お付き合いをする感染症になったのかと改めて実感しています。
さて、来る6月14日-15日、在宅医療連合学会が開催されますね。今年は長崎、大会長は、安中正和先生(安中外科・脳神経外科医院 院長)です。テーマは、「在宅医療の未来を語ろう〜2025年問題に向き合い、2040年に備える〜」で、シンポジウムは地域包括ケアまちづくり、多職種連携、小児の在宅医療、食や嚥下、褥瘡ケア、心不全やがんについてなど多数用意されています。
当方も14日のランチョンセミナーにて爪白鮮についてお話しする予定でおります。現場を離れて、多くの皆さんとお会いし、多くの学びを得ることはとてもいい刺激になるとともに、リフレッシュにもなります。現場で起こるさまざまな出来事の情報共有や悩みの共有など有意義な時間となること間違いなし。参加されるみなさん、ぜひ会場でお会いしましょう!

【執筆者のご紹介】
髙瀬 義昌(たかせ よしまさ)
信州大学医学部卒業。東京医科大学大学院修了。
麻酔科、小児科を経て、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索し、2004年東京都大田区に在宅を中心とした「たかせクリニック」を開業する。
現在、在宅医療における認知症のスペシャリストとして厚生労働省推奨事業や東京都・大田区の地域包括ケア、介護関連事業の委員も数多く務め、在宅医療の発展に日々邁進している。